水の結晶

気分が落ち込んでいるときや、いらいらしている時によく開いて
眺めている本があります。
「水は答えを知っている」(江本勝著 サンマーク出版
水の結晶写真を収めた本なのですが、この水の結晶がとても
きれいなのです。
水の結晶写真はどうやって撮るのかというと、江本氏によれば、
手順はこんな感じ。
シャーレの上に水をポトリと落として、マイナス20℃以下の
冷蔵庫で3時間ほど凍らせます。そうすると、表面張力によって
丸く盛り上がった氷の粒がシャーレの上に出来上がります。
直径1ミリほどの小さな粒ですが、この氷の盛り上がった突起
の部分に光をあてて顕微鏡でのぞくと、結晶があらわれるそうです。
1つとして同じ形をした水の結晶はないそうですよ。
それぞれ、個性を持っているのです。


水は、エネルギーや情報の運び屋と江本氏はいいます。
水は、どうやってさまざまな情報を転写しているのでしょうか。
量子力学などの化学の世界では、すべての物質が振動していると
いわれています。すべての物質は、原子というレベルまで小さく
なると、原子核のまわりを電子が回っているということを私たち
は学校で習いました。そして、電子の数と形によって、原子は
固有の振動をもつことになるそうです。
人間は、この振動を目でとらえることはできません。
水はこの振動を忠実に写しとって、結晶と言う形で私たちの
目に見えるものに変えてくれるのです。
だから、水はエネルギーや情報の運び屋。


まあ、こんなふうに難しい話はおいといて、百聞は一見にしかず。
水の結晶の美しい写真を素直に楽しむと、とてもこころが癒されて
優しい気持ちになります。
水にきれいな音楽を聞かせたり、「ありがとう」や「きれいだね」
と声をかけてあげると、とても美しい結晶をみせてくれます。
また、「愛」「感謝」などの言葉をみせたけでもきれいな結晶を
結びます。
一方、怒りの言葉やスラングに満ちたヘビーメタルの曲を聞かせたり、
「ばかやろう」とか「むかつく」などの言葉をかけたり、電子レンジ
などの電磁波のそばにおいたりすると、結晶を結ばなかったり、
結んでもとても気持ちの悪い形になります。


人間の体の70%は水でできています。ネガティブな言葉や
ネガティブな思いは、水を通して、体を構成する細胞に悪い
振動を伝達し、これが、いろいな病気の原因になることもあるのでは
と、気味の悪い結晶の写真を見ていて考えてしまいました。
水は、本当にすごいです。