レオス(流れ)

2月のブログでご紹介した「藤野流会社診断法」の藤野 英人氏
が久しぶりに本を出版されました。
「トップファンドマネージャーの負けない株の黄金則」
(ビジネス社刊)
藤野氏の投資に対する考え方は、自分の考え方に大変近いなあと
あらためて確認。
藤野氏の言葉に説得力があるのは、3000名以上の経営者と
面接した経験の上に成り立つ生きた知識や考え方がベースにある
からです。


藤野氏が気に入っている「Angel Cafe」というHPに
は株式の初心者にとって上質な情報が公開されているそうです。
私も初めて知りました。
http://www.angelcafe.gr.jp/
ここに「天使の十カ条」というのが掲載されています。
「プチ投資家、天使の十カ条」Version1
第一条 家族に胸を張って投資しよう
第二条 他人のすすめより自分の信念
第三条 目先の金もうけにとらわれず目的を持とう
第四条 日頃の勉強が成功の秘訣
第五条 自分が感動した商品やサービスに注目しよう
第六条 夢がある企業を育てて自分も成長しよう
第七条 株主は経営に参加している誇りを持とう
第八条 がんばる企業には声援を贈ろう
第九条 投資は社会参加であり自己実現の道
第十条 常に人生を楽しむ余裕を持とう
なんだか、どこかのだれかさんが書いた本とタイトルも
内容もよく似てるんですけれど・・・・・。
くり返しますが、私はこのHPの存在を藤野氏の本を
読んで初めて知りましたからね。


投資の本質は、お金の流れを作ることだと思います。
人間の体だって、血液の循環が悪くなると体調を崩すのと
同じように、ビジネスの世界もお金の流れが滞ると
いろいろな弊害が生まれてきます。
特に、次代を担う若くて活きのよい会社が成長できないのでは、
日本の活力は停滞するばかりになってしまいます。


藤野氏の新会社は、レオス・キャピタルワークスというのですが、
レオスというのは、キリシャ語で「流れ」という意味だそうです。
有望な若い企業を発掘して、多くの人にその会社のよさを説き、
出資を募って企業とお金をつなぎ、お金を循環させる。
これがレオスの仕事です。