かんてん・・・。

寒天が大流行ですねえ。
昨日、近所のスーパーに行ったら、ところてんが、品薄の
ため、しばらく入荷できなくなったと張り紙がされて
いました。
6月12日の「あるある大辞典」で、寒天のパワーが取り上げられた
のが原因です。
私もみましたが、ちょっと、寒天食べてみようかなあと思っちゃい
ますよね。あれだけ、いい話を並びたてられると。
コレステロール値、血糖値、体脂肪率、血圧を下げる効果
・便秘解消
・ダイエット効果
基礎代謝を上げる効果。冷え性も解消
特に基礎代謝を上げる効果があるって、画期的ですよね。
生きていくために必要なエネルギー消費量があがれば、
なにもしなくても、やせていくわけですから。
寒天を食べると、腸内のぜん動運動を刺激して、腸が活発に
動く。腸が活発に動いたときのエネルギー消費量が、基礎代謝
上げるという理屈だそうです。
朝・昼・晩と食前にところてんを食べるとよいなんて、
いわれちゃうと、ところてんがなくなるのも当たり前。
でも、いいことばかりなのかしら・・・。
寒天をとりすぎたら、体によくないこともあるんじゃないかと、
ちょっと、疑ってみる。


寒天の原料は、天草やオゴノリという海草の一種。
それと関係あるかどうかわかりませんが、この間、こんな
話を目にしました。昆布も健康食材の一種ですが、昆布に
含まれるヨードを摂取しすぎるとよくないそうです。
橋本病の原因に。
橋本病というのは、新陳代謝にかかわる甲状腺ホルモンの分泌量
が少なくなる自己免疫疾患で、慢性甲状腺炎とも言うそうです。
無気力で頭の回転や動作が鈍くなり、忘れっぽく、眉毛が
抜けて肌も乾燥してカサカサになる。全身が老けていくような
症状が特徴。甲状腺ホルモンを作るのにヨードが必要ですが、
摂取し過ぎると逆にできにくくなるそうで、ヨードの取りすぎ
には注意した方がいいとのこと。
これは、あくまで、昆布の話ですが、何事も、過ぎたるは
及ばざるがごとし。
とはいっても、熱しやすく冷めやすい日本人は、
そのうち寒天のことを忘れてしまい、次の健康食材に
飛びつくのでしょう。
かく言う私もその1人。
豆乳の時もそうだったと、ちょっと反省。
自戒の念をこめて、今朝、久しぶりに豆乳を飲んでみるのでした。