「きらきら生活」

高機能白物家電シリーズ第3弾。
日立が7月1日に発売するナノテクを活用した食器洗い乾燥機
「きらきら生活」に注目してみました。
最大のセールスポイントは、7人分の食器(60点分)を
同業他社の製品と比較して最少の水(9.8ℓ)で洗浄できること。
秘密は、ナノテクにあります。洗浄水を1.5ナノ(ナノは
10億分の1)メートルと分子のレベルまで細かくした
高温の蒸気に変えて、乾いてガリガリにこびりついているご飯や
カレーなどのしつこい汚れも洗い落とすそうです。
価格は、従来製品より5000円高い7万5000円。


以前ご紹介した、シャープの水蒸気オーブン「ヘルシオ」や、
松下の「ななめドラム洗濯乾燥機」、高額ですが、店頭価格は
値崩れを起こしていないそうです。
日本電機工業会の調べによると、白物家電の平均単価は、
2003年を底に回復傾向に。
今年1−4月の冷蔵庫の平均単価は前年同期比1.3%上昇し、
全自動洗濯機も5.2%上昇。
世の中の消費動向は、徹底的な低価格の商品やサービスか、
付加価値の高い高額商品やサービスかの二極化の傾向がみられ
ますが、白物家電の世界も同様ですね。
高機能白物家電のような商品の開発は日本の得意とするところ。


シャープの「ヘルシオ」の対抗馬、松下の「スチームエレック」が
6月1日に発売されます。
店頭価格、10万円前後の「ヘルシオ」に対して、「スチームエレック」は、
9万円前後。
価格競争による、値崩れは起こるのか。
でも、ネットでは、「ヘルシオ」も7万円弱の価格がついているのですよね。
ネット通販、恐るべし。