「くすっ、ふーん、おおっ」なサービス

「くすっ」と笑ってしまったサービス。
「増配より増米で!」
ユニオンツールというドリルの会社の株主優待です。
ドリルといっても、デジタル家電や情報機器向けの精密な
ドリルで、世界シェア3割、国内6割超とニッチな
マーケットで高いシェアを誇っている会社です。
2004年くらいまでは順調に利益をのばしてきたのですが、
ここにきて増益だけれど、少々減速傾向です。
そこで、将来に備え、現金の支出が大きな増配より、
米の増量で株主配分の充実に答えるという形をとりました。
ちなみに、新潟産米を3キロから5キロへ増やしたそうです。
増配がいいのか、増米がいいのか、ユニオンツールの株主の
方の反応を聞いてみたいところですが、いずれにしろ、
微妙ですね。


「ふーん」と思ったサービス。
大手書店、リブロ池袋店の「駅シェルパ」。
このお店で、消費税込みで1575円以上書籍を購入すると、
書店側が、練馬、所沢、大泉学園など西武池袋線の14駅
まで書籍を運搬してくれて、利用者は駅で本を受取れるそうです。
重たい本を、混み混みの満員電車の中で持って運ばなくても
よいというわけ。午後1時までに購入すれば、指定した駅で
当日の午後6時から午後10時まで受取り可能。
午後1時以降に購入した分は翌日に回され、原則として
午前7時から午後10時までに受取ればOK。
ただし、保管は1週間だそうです。
昼休みに本をまとめて買って、帰るとき駅で受取るというふうに
利用する。確かに、アマゾンや楽天も便利だけれど、
本屋に行って、本を手にとって、パラパラやって、
「これ、おもしろそう!」というのが、本を選ぶ醍醐味ですよね。
インターネット書籍販売に対抗するには、おもしろいアイディア
かもしれない。どのくらい、利用者がいるものだろうか。
鉄道会社としてはやってみたいサービスですよね。
駅、コンビニ化計画。以前、JRがやってたなあ。


「おおっ」と思ったサービス。
南青山にある料理店、「京都紫の上田米穀店」のマイぬか床キープ。
「50年守られてきたぬか床をあなたのためだけにキープ致します。」
1週間前に、「ぬか漬け作っておいて下さい。」と予約をいれて
おき、当日お店に行けば、マイぬか床でつけた旬の野菜のぬか漬けを
食すことができるというものです。
ぬか床の器も、1つ1つ手作りで顔の違うもの。焼酎のボトルの
ように棚に並べてあります。
半年間有効で1000円。
残り19名さま限り。
ちょっといいかも。お店もいい感じですよ。
http://r.gnavi.co.jp/g135103/