春夏秋冬理論

最近、経済界で、世代交代の流れが目につきます。
ダイエーの中内氏、西武の堤氏、巨人の渡辺氏、
NHKの海老沢氏・・・。
某テレビ番組では、世間の目、消費者の目が以前より厳しく
なってきたのが、カリスマ独裁者を辞任に追い込んだ原因の
1つだと報じていました。


この動きをみて、思い出したのが、「春夏秋冬理論」。
経営コンサルタント神田昌典氏と
アストロロジャーの來夢(ライム)氏が、提唱しています。
会社の成長は、12年が1つのサイクルになっていて、
冬・春・夏・秋という4年ごとのユニットに分けられる。
それぞれの、季節に意味があります。


冬 新たな始まり、発想、試行錯誤、低収益、定着
春 方向性が定まる、やっと芽が出る、投資が必要
夏 追い風、「売って、売って、売りまくれ!」
  コントロール不能、管理強化
秋 収穫、反省、縮小、リストラ


こんなイメージだそうです。そして、夏のど真ん中の
ポイントが見極められるかどうかが、会社にっとって
生死の分かれ目になるとか。要は、調子のよい時にこそ、
次への展開に向けて、新しい発想ができるかどうかと
いうこと。この夏の時期に、企業のトップの真価が
問われるわけですね。


中期・長期投資には、このような大きな流れで企業を
とらえるのは、大切なことです。やはり、星の動きが、
そのあたりのヒントを教えてくれそうです。