花粉症

花粉症歴の長い私としては、今年の春は恐ろしい。
環境省の予測によると、東京で昨年の１３倍、
大坂で２３倍の花粉が飛び回るらしい・・・。

花粉症は、景気にも影響を与えます。
第一生命経済研究所は、今春の花粉症の被害で、
１−３月期のＧＤＰを０．６％押し下げると試算しています。
花粉症グッズが売れる恩恵より、外出を控ることによる、旅行や
外食関係の消費が落ち込む影響の方が大きいのです。

数字には現われないかもしれませんが、間接的な影響は、
もっと大きいはず。花粉症になると、目は痒くなる、
鼻はズルズルして息ができない、頭はボーっとする。
仕事の効率が落ちるのは間違いなし。集中力がなくなり、
ミスも多くなるし、積極的に営業に出かけようという
意欲もなくなります。全国的な生産効率ダウンは、
どの程度の影響がでるのか・・・。

先週末は、株式マーケットで花粉症関連株がにぎわって
いました。目薬のロート製薬、マスクの日本バイリーン、
ユニチャーム、ニチバン、花粉症対策飲料のカルピスetc.etc.

アレルギー治療薬の市場規模は、患者数増加で、
1700億円規模だそうです。ヒスタミンの働きを妨げる
抗ヒスタミン剤の需要が高いのですが、協和発酵の
「アレロック」が順調に売上をのばしています。

花粉症を治す特効薬ができれば、画期的ですが、そう簡単には
いかなそうです。
やはり、体質改善か、と思い、私は、１年くらい前
から“生姜紅茶”を飲んでいます。
紅茶にすりおろした生姜を入れて、お好みで黒糖やはちみつ
で甘みをつければ出来上がり。
体が温まり、新陳代謝がアップして、体にたっまった余分な
水分を排泄する作用が高まるそうで、免疫力アップ、
ダイエット、血液さらさら、アレルギー体質改善等の効果
があるそうです。
興味のある方は、石原　結實（ゆうみ）先生の本を読んで
みられてはいかがでしょうか。

生姜紅茶の効果は確実に出ているようです。
ちなみに、昨年５月の健康診断は、Ａの評価でした。
花粉症に効くのかどうか、今年はよいサンプルになりそうなので、
追って、経過報告致します。